あなたの心の奥底に巣食う闇ストレスを解消する3つのステップ

カウンセリングルーム「さいしょのいっぽ」カウンセラーの田口れいです。
ご訪問ありがとうございます。

前回のブログでアダルトチルドレンの傾向をお持ちの方や愛着障害の方は自分の幸せを見つけるのが苦手とお伝えしました。

その根本原因は、心の奥底に巣食う闇ストレスということも・・・

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では、どうやって闇ストレスを解消するか???

それには3つのステップがあります

それぞれ解説していきますので、興味のある方は是非実践してみてくださいね。

ステップ1:
外に向いたアンテナを自分に向ける意識を持つ

アダルトチルドレンの傾向をお持ちの方や愛着障害の方は外にばかりアンテナが張り巡らさせていて、自分のことがおざなりになっている人が多いです。

人の顔色を読むことが上手で、うまく立ち回るのが得意な反面、自分の気持ちを後回しにしてしまったり、自分のこころの鍵をかけて、感情を封じてしまっている方も。

長い期間、感情にフタをしてしまっていると、心の底から楽しむ気持ちや、深い悲しみを感じることなど、ご自身の感情を感じるセンサーが鈍感になったり、働かなくなってしまいます

これにより、自分が何がしたいか?ということがわからなくなってしまいます。

その上、外へのアンテナがもともと敏感な為、意識的にも無意識的にも外からの影響を受けやすくまわりの言動に振り回され報われない努力をしながらいつもどこかに正体不明の満たされない気持ちを抱えてしまいます。

この正体不明の満たされない気持ちこそ、闇ストレスなのです。

このように、長い間、感情に蓋をして、こころが鈍感になってしまっている場合、闇ストレスを見つけるには、
まず、外に向いたアンテナを自分に向ける必要があります。

これにより、今の自分を感じる道筋を再構築することができるようになります。

では、具体的にはどんな方法があるでしょうか?
3つほど一般的な対策方法をご紹介しましょう。

  • 呼吸法と瞑想: 

呼吸法を通じて自分の呼吸に集中することは、心を静め、意識を自分に向ける効果的な方法です。座って、ゆっくりと深呼吸し、吸う息と吐く息に注意を払います。瞑想も同様に、座って静かな場所で数分間、ただ自分の呼吸や感覚に集中することで意識を深めることができます。

  • 五感への注意:

五感を意識的に活用することで、現在の瞬間に集中しやすくなります。例えば、食事をするときに食材の味や香りに注意を払ったり、自然の中で歩くときに風の感触や鳥の鳴き声に意識を向けることができます。五感を通じて瞬間を感じることで、現在に集中しやすくなります。

  • 意識的な行動:

普段の日常生活で行う行動を意識的に行うことも効果的です。例えば、手を洗うときに水の感触や香りに注意を払い、それを楽しむことができます。また、仕事や学業に取り組むときに、その瞬間に全力で取り組むことで、自分の意識をその活動に向けることができます。

ステップ2:浮上してきた感情や気持ちを吐き出す

外に向いたアンテナを自分に向けることを意識すると、今の自分を感じる準備が整います。

これをしばらく続けていくと、徐々にあなたの中にある感情に気づくことができるようになります。

闇ストレスを持っている人は特にこんな感情をこころの中に隠しているかもしれません

  • 悲しみ: 悲しみ、失望、寂しさ、哀しみなど
  • 怒り: 怒り、いら立ち、不満、焦燥感など
  • 恐れ: 恐怖、不安、緊張、驚きなど
  • 嫌悪: 嫌悪、反感、嫌悪感、いやさなど

どんな感情がわいてきても、心配しないでくださいね。
もし怖くなってしまった場合は、遠くから観察するようにして、適切な距離を保つことを意識してください。

少しづつ慣れていくプロセスが大切です。


表面上の感情から順に玉ねぎの皮を剥くように、少しずつ心の奥底の感情が表面化してきますので、その感じ始めた気持ちを一つ一つ吐き出していきましょう。

これ繰り返す内にだんだん心の深い部分に気づくことができるようになり、徐々にあなたの中にある闇ストレスの輪郭が見えてきます。

このステップを実践するときは、以下のことに注意してみてください。

  • 安全な場所を選ぶ: 

気持ちを吐き出す際には、自分が安心できる環境を選ぶことが大切です。静かでプライベートな場所であると、感情をより自由に表現しやすくなります。

  • 表現手段を選ぶ:

自分に合った表現手段を見つけましょう。文章にまとめる、絵を描く、音楽を聴く、日記を書くなど、様々な方法があります。自分が最も効果的だと感じる方法を試してみてください。

  • 時間を設ける:

急いで感情を吐き出す必要はありません。自分に時間を与え、感情をゆっくりと表現することで、より深い理解が得られることがあります。

ステップ3:吐き出した気持ちに寄り添い、癒す

少しずつ自分の感情を吐き出すことができるようになったら、次はその感情に寄り添ってみるということが必要です。

  • 嬉しい感情
  • 悲しい感情
  • 寂しい感情
  • 悔しい感情
  • 怒りの感情
  • ポジティブも
  • ネガティブも

出てきた感情を受け止めてあげると、これが、癒しに繋がっていきます。

カウンセリングでこの作業をお伝えすると、「難しい」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
その方々にお伝えしている「自分の感情を受け止める」コツがありますので、よかったら参考にしてみてくださいね。

  • ジャッジメントを避ける:

感情に対してジャッジメントをせず、どんな感情であっても受け入れることが大切です。感情はただの情報であり、特定の感情が「正しい」または「正しくない」というものはありません。

  • 自分に優しく接する:

感情が高まったときには、自分に優しく接することが大切です。自分を責めずに、自分をサポートする言葉をかけたり、自分を労りながら感情に向き合いましょう。

  • 感情の言葉を説明してみる:

感情の言葉を説明することで、ご自身の中にある「その感情」が具体的に何であるかを理解しやすくなります。感情を言葉にして自分に説明することで、感情に対する理解が深まりますし、冷静に自分を見つめるきっかけとなります。

この癒しの作業は、本当は誰かに受け止めてもらいたかったという、満たされなかった想いや感情を親や恋人や友人のかわりに自分自身で満たしていく・・・というステップになります。

目の前にいる小さな子供の頭を撫でてあげるような感覚で静かに寄り添ってあげると癒しが深まります

  • 自己理解の向上:

感情を癒す過程で自己を深く理解することができるようになります。

  • 自分の中にこんな気持ちが隠れていたんだ
  • 私はこんな風に傷ついていたんだ
  • こんなことを望んでいたんだ

こういった気づきが次の癒しのヒントになったり、自己成長や強化に繋がります。

  • 冷静な判断力:

癒された感情状態では冷静な判断ができるようになります。感情に左右されずに物事を客観的に見ることができ、より健康的な意思決定が可能です。

  • 身体的な健康の促進:

心理的な健康の向上が身体的な健康にも良い影響を与えます。免疫機能の向上やストレスホルモンのコントロールが効果的になり、身体全体の調子が良くなります。

このステップ1〜3を繰り返していくと、徐々にあなたの心の奥底に隠れている闇ストレスが薄れていきますので、是非試してみてくださいね。

まとめ

ここまで「闇ストレス」を解消するための3つのステップについてご紹介をしました。

  • ステップ1: 外に向いたアンテナを自分に向ける意識を持つ
  • ステップ2: 浮上してきた感情や気持ちを吐き出す
  • ステップ3: 吐き出した気持ちに寄り添い、癒す

この3つのステップは、自らの力で自分自身を満たしていくという力を育てていきます


この力は、人に頼らなくても進んでいけるような行動力の基盤となり、それが最終的には自分軸につながっていきます。

自分軸を取り戻して、今の自分が心地よいと思える人生を手に入れる

そんな軽やかな人生を送るきっかけにしてみてくださいね。

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